著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【発酵あんこ】血糖値抑制、ストレス軽減、睡眠の質向上にも役立つ甘味料

公開日: 更新日:

 発酵あんこは健康効果も多く期待される食品です。発酵によって腸内環境を整える微生物や酵素が生成されるほか、小豆に含まれる食物繊維やポリフェノール、鉄分の吸収率が向上することが分かっています。特に、腸内環境の改善は便秘解消や免疫力向上に繋がるとされ、これらは現代人が抱える健康課題を解消する手助けとなるのです。また、砂糖不使用で血糖値の急激な上昇を抑えられるため、糖質を控えたい人にも適していますね!

 さらに、腸内環境が整うことはセロトニンの生成が促され、ストレス軽減や睡眠の質の向上に繋がる可能性があることも報告されています。発酵あんこは、こうした健康効果を持つ発酵食品のひとつとして、日常生活に取り入れやすい選択肢となり得るかもしれません。

 若干の糖質と豊富な食物繊維は、夕飯の2~4時間前の間食にピッタリです。200キロカロリー程度を食べて、夕食は主食を抜くと血糖値の急上昇を防げる可能性がありますよ!

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広「申し訳ございません」ついに謝罪もSMAP再結成は雲散霧消…元リーダーが“終止符”を打つ皮肉

  2. 2

    中居正広“9000万円トラブル”で番組窮地…「今でも許せない」告発女性が反撃の狼煙

  3. 3

    中居正広“9000万円女性トラブル”報道で再注目 女子アナや芸人が暴露…テレビ局の“悪しき風習”

  4. 4

    中居正広「女性トラブル報道」に「沈黙」を続けるTVメディア…旧ジャニーズ事務所の性加害問題とソックリ

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    中居正広「テレビから消える日」いよいよ現実味…女性トラブル示談金9000万円報道いまだ波紋

  2. 7

    《親会社変わってくれ》楽天OBが実名で痛烈批判! 創設20年で監督6人が1年でクビの「負の連鎖」

  3. 8

    中居正広“9000万円トラブル報道”でTOKIO再結成に高まる期待 SMAP完全消滅の反動で…

  4. 9

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  5. 10

    藤井風“エグい”と話題のNHK紅白「NY生中継」の驚きの金額 5分30秒の放送に受信料大盤振る舞い