その習慣が歯を失わせる!知っているようで知らない歯周病知識
【歯周病対策の歯科医院での歯石除去は3カ月に1回で良い→△】
「歯に問題がなければそれでいいのですが、歯周病が指摘されている方は1~2カ月に1回の通院を」
【歯肉からの出血は強く磨きすぎたことが原因だ→△】
「強さの基準は人それぞれですので、もし出血がわずかでも続くようなら、歯肉炎や歯周炎が進行していると考え、歯科でチェックを受けてください」
【洗口液で口腔内の殺菌ができる→○】
「クロルヘキシジンという薬剤が入っている洗口液は、口の中のプラークを殺菌することができます。歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスとならび、セルフケアのひとつに取り入れるのはいいでしょう。ただし、洗口液は歯周病の予防に役立ちますが、治療には役立ちません」
【歯が抜けてもインプラントという手がある→×】
「インプラントをしても、歯周病のケアができていない方では、インプラント周囲炎が起こり、せっかく高額な費用を出して入れたインプラントが抜ける可能性があります。歯周病がある方では、まずプラークコントロールを万全に行ってから、インプラントを検討することになります。さらに歯周病があるということは、これまでのケアが間違っているということなので、その見直しも欠かせません」
【親知らずは歯周病の原因になる→○】
「親知らずが横に生えている場合、歯周病になりやすく骨吸収が起こりやすい。早めに親知らずの抜歯を」
死ぬまでおいしく食事をするためにも歯を大切に。