《裕福な家庭への支援》か《Fラン大学救済策》か…岸田首相の大学無償化政策に国民憤慨

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 岸田文雄首相の「少子化対策」に批判の声が相次いでいる。政府は2025年度から、3人以上の子どもがいる「多子世帯」に大学の授業料を無償化する方針だ。所得制限は設けないという。高等教育費用の負担を和らげることで、3人目以上の出産をためらう世帯を減らす目的だ。対象は、大学、短大、高等専門学校などである。

 数日前には、東京都の小池百合子知事が、来年度から私立高校を含む高校の授業料を実質無償化する方針を堅め、撤廃する方向で調整していると報じられた。これにも、「私立高校まで授業料の無償化をする必要があるのか」と一部の保護者らから批判が出ているが、「多子世帯」への"大学無償化"はその比ではない。

《てっきり3人目から無償化なんだろうなと思ってたら3人以上いたら1人目も2人目も無償だと!?どんなに安い大学でも年間授業料50万くらいは必要だから3人だと600万円もお得!!不公平すぎだろ》

《子供3人分大学無償化?は?子供2人家庭との負担格差半端ない!不公平すぎる!せめて3人目だけにしろ!!もう税金払いたくない!》

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