開腹したらニョロ~! 34歳ベトナム人が腹部の激痛に苦しんだ原因は生きたウナギだった
激しい腹痛の原因は、なんと生きたウナギだった! ベトナムでまさに「仰天ニュース」としか言いようがない症例が話題になっている。
クアンニン省のハイハ地区医療センターに3月20日、激しいけいれん性の腹痛でもがき苦しむ男性患者(34)が搬送されてきた。
患者は口もきけないほど苦しんでいたため、医師らはX線と超音波の検査をしたところ、腹部に異物が映っており、腸に穴が開く腸穿孔(せんこう)と腹膜炎を起こしていることが分かった。
医師らは、手術を行って異物を除去することが最善策であると判断。開腹したところ出てきたのは、なんと約30センチのウナギ! しかも驚いたことに生きていた。
映画「エイリアン」のひとコマのようなこのグロテスクな写真はイメージではなく、同医療センターのフェイスブックに投稿された、ウナギ摘出の決定的瞬間だ。幸い手術は成功し、男性の容体は安定。まだ経過観察で入院しているが、全快するという。
それにしてもなぜ、腹部に生きたウナギがいたのか? 男性には心当たりがないというが、医師らはヌルヌルしたウナギは男性の肛門から入り込み、結腸まで侵入して腸を食い破ったと推測している。