小池都知事は「カイロ大卒」について国会議員時代は何と言っていた? 学歴詐称疑惑はいよいよ佳境に
「先週、私は、エジプトのカイロの方に行ってまいりまして(略)私の母校であるところの大学の方で記念講演をしてまいったのですけれども、先生の今の大学も大変な学生数でございますけれども、私がおりましたころに既に10万人の生徒数、それが、20数年後の先週参りまして伺ったのが、何と22万人の生徒数でございまして」(2001年2月22日の衆院憲法調査会)
「テロリストとの対話ができればこれにこしたことはないというように思うわけでございますが、なかなか、ウサマ・ビンラディンの生存そのものが確認されていない、またナンバーツーのザワヒリ、彼も死亡説が流れておりますが確認がとれていない。友人の友人がアルカイダという方が以前おられましたが、ザワヒリ氏とは、氏と言っていいのかな、ザワヒリと私はカイロ大学の同級生でございますが、連絡先は存じ上げておりません」(2008年10月17日の衆院国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)
小池都知事がカイロ大に留学して在籍していたのは事実だ。仮に卒業していなかったとしても、小池都知事にとって同大は「母校」であり、共に学んだ知人・友人は「同級生」という認識は間違いとも言えない。
ちなみにテロ組織アルカイダの首謀者となり、2022年にアフガニスタンで米軍に殺害されたザワヒリはカイロ大医学部卒だったが……。