先祖の霊を迎えて、供養する「お盆」の由来は? 正式名称は?
長崎の「精霊流し」は、初盆を迎えた遺族が、故人の霊を弔い、極楽浄土へ送り出すための伝統行事。毎年8月15日に行われます。この精霊流しも、送り火です。
▽ホオズキ
お盆と関係の深い植物といえば「ホオズキ」。別名「灯籠草」と言います。
ホオズキのふっくらとふくらんだ形、鮮やかなオレンジの色を提灯の明かりと見立て、ご先祖さまが帰ってくるときの目印になるようにと、お盆に飾られるようになったといわれます。