「ナスカの地上絵」新たに303点発見 山形大・坂井正人教授インタビュー「破壊のスピードは今世紀に入り加速している」

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AIを活用した解析で破壊を防ぐ

 ──周囲の開発によって大きな変化があったのですね。

 ナスカ台地のど真ん中には「パンアメリカンハイウェイ」という高速道路が通っています。この道路ができたことで水の流れが変化してしまいました。水の影響を受けてこなかった場所まで侵食されるようになり、部分的に破壊された地上絵を確認しています。

 ──なるほど。だから地上絵の保護が必要なのですね。

 今回のAIを活用した航空写真の解析により、これまで地上絵があると思われていなかった場所でも発見できました。地上絵の分布を明らかにすることで消失リスクの高い地域の開発を食い止め、人為的な破壊を防ぐことが期待できます。ただし、AIを活用して特定した1309カ所の地上絵の候補のうち、現時点では約25%程度しか調査できていません。知らないうちに地上絵が破壊される事態を避けるためにも、一刻も早く調査を進めなければなりません。

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