まさかの再選?パワハラ疑惑の斎藤元彦氏に集まる“不気味な同情”…兵庫県知事選きょう告示
気になるのは、「斎藤再選」の可能性があるのかどうかだ。稲村支持の議員のひとりは「不安要素がある」と明かし、こう続けた。
「例えば、斎藤県政は県立学校への300億円の投資や不妊治療支援策などを打ち出しており、評価できるワンイシューだけに注目して斎藤県政を肯定的に見る有権者も少なくありません。パワハラ疑惑などの告発を招いた人物であるという総合的な評価がきちんと下されるのかどうか。正直、不安です。その証拠に、SNS上では〈斎藤知事がんばれ〉〈県職員、議会、マスコミが悪い〉などの言説が広がっています。ネットの評価が選挙に直結するとは思いませんが、拡散しているだけに有権者も踊らされなければいいのですが……」
「斎藤再選」なら県政のさらなる停滞は待ったなし。同情票が波乱の結末を生んでしまうのか。
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「失敗した人だからこそ新たにチャレンジができる」「即戦力では私が一番適任だ」「県民から激励の言葉ももらっている」――斎藤元彦氏は10月上旬にも、こううそぶいていました。関連記事【もっと読む】で詳しく報じています。