ペットのX線検査を勧められたら…覚えておきたい「必要」と「不要」の線引き

公開日: 更新日:

 夜間診療で不要な検査をされる恐れがあることは前回、説明しました。では、いろいろな検査が必要なときはどんなケースか。今回は、おなじみのX線を掘り下げてみましょう。

 ヒトでもおなじみですが、動物でも一般的な診療で役立つのは骨折や脱臼など骨の異常です。この場合、痛みも激しいため、鎮静剤を必要とすることが少なくありません。

 ですから、跳びはねたり、ぶつかったりしてケガをして違和感がみられるときは、X線検査が有効です。困るのが、内科的な原因が考えられるケースでしょう。

 あるシニアのネコちゃんは副鼻腔炎で、口呼吸のクセがあるため、ガスを大量に吸い込んでいました。

 それで鼻炎症状や咳などもあって、他院を受診したところ、X線や血液検査で異常ナシとなり、「MRI検査も」といわれて、当院に来られました。

 若いネコちゃんならともかく、シニアでは胃腸の動きが低下します。そこにガスが吸い込まれると胃腸アトニーと呼ばれる症状を起こします。食欲不振や吐き気、嘔吐などは典型的な症状ですが「シニア」と「副鼻腔炎」という条件が重なると、X線をはじめとするフルコース検査をせずとも触診で十分把握できます。それで分かれば腹部の動きをよくする処置で対応できるはずで、多くの検査は必要ありません。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ