組織内のコミュニケーションを円滑にするツールとして「社内文書」の活用は不可欠
③指示書
具体的な業務内容や方法を指示する文書です。作成する際は、業務の目的や期限、進行方法などを明確に伝えることが重要です。指示内容が曖昧だと、指示を受けた人が混乱し、結果として業務が滞る可能性があります。
④提案書
新たな案や計画を提示する文書です。目的やその背景、具体的な内容、期待される効果なども記載します。相手が納得できる根拠を示すことも重要です。
⑤通知書
組織内の重要な情報を関係者に伝えるための文書です。研修会の案内や重要な変更事項、規則改定など、広く正確に知らせる必要がある場合に使用されます。簡潔でありながらも、必要な情報が漏れなく伝わるよう作成することが大切です。
⑥マニュアル・手順書
業務のやり方を文書化したもので、業務マニュアルやシステム操作手順書など、特定の業務を実施する際の標準的な手順やルールを示します。誰が見ても迷わず正しく実施できる内容であることが重要です。手順を整理し、番号や箇条書きで具体的に示すなど実行しやすい工夫をしましょう。必要に応じて図や写真を活用すると視覚的にもわかりやすくなります。
次回は社内文書の基本形を解説します。