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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さまに早くも浮上する筑波大卒業後の進路…宮内庁が視野に入れる“次のシナリオ”

公開日: 更新日:

「いずれにしても悠仁さまの留学先が英国になる可能性が高いのは間違いないが、秋篠宮さまには複雑な思いもある」と指摘するのは前出の宮内庁OB。昨年5月、チャールズ国王の戴冠式に出席。秋篠宮さまの席次は皇太子クラスが並ぶ中では最前列。英国側の配慮がみられたが国王と近づく場面はほとんどなかった。

■自身ができなかったことを…

 今年6月、徳仁天皇が渡英した際にチャールズ国王が晩さん会でさまざまなエピソードを披露。徳仁天皇の留学時代に一緒に釣りにいそしんだ思い出を懐かしそうに語った。この扱いの差は天皇と皇嗣の立場の違いからきているのではない。

「秋篠宮さまは留学時代、昭和天皇の容体が急変し、たびたび日本に戻らなければならなかった。さらに留学2年目には紀子さまと婚約。慌ただしい日々を送り、英王室と交流を深めるどころではなかった」

 こう振り返る宮内庁OBは、秋篠宮さまが会見で悠仁さまの留学に言及したのは「自身ができなかったことを息子に託す気持ちも込められているのではないか」と推察する。紀子さまと臨んだこの会見では終始、にこやかだった秋篠宮さま。同日行われた誕生日会見では表情が一変。既報されているように、ネット上の書き込みについて「バッシングというよりいじめ的情報と感じる」と発言し波紋を呼んだ。

「多くの人たちと対決するかのような踏み込んだ言葉に、宮内庁では懸念の声が広がっている。悠仁さまの筑波大合格の歓迎ムードに水を差さないか心配です」(同庁OB)

 親しまれる皇室が維持できるか瀬戸際である。

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