米国人の3人に1人が自覚する金銭感覚障害「マネー・ディスモルフィア(お金異形症)」とは
若者ほどマネー・ディスモルフィアが多いのは、SNSに氾濫する情報に常に触れているために、お金に関しても混乱したり勘違いしがちなことが理由と考えられています。
対策としては、不安のトリガーを見極める、定期的にお金のチェックをするなどの他、ファイナンシャル・アドバイザーに相談するなどして、不安を減らしながら将来設計をしていくことなどがアドバイスされています。
また興味深いのは、マネー・ディスモルフィアが選挙での投票行動に影響を与える可能性です。お金に常に不安がある人は、経済をトップの政策に掲げる候補や政党に投票しがちになる。昨年11月の大統領選では、それがトランプ候補と共和党の勝利につながったのでは?という論調もあります。