「マネハラ」には要注意…もしかしたら加害者になっているかも?
このオヤジが勝手に“ダマテン(証券用語で客の株を勝手に転売すること)”をしたのだ(ふざけんな!)。
「そうか、これがいわゆる“マネハラ(マネーハラスメント)”ってやつだな」
職場でもよくあること。飲み会の会費を割り増しで請求されたり、歓送迎会のプレゼントを仕切られたりする。意図せぬ出費を迫られるのだ。厄介、この上ない。
ただ、現代社会はあらゆるハラスメントで満ちあふれている。パワハラにセクハラ、モラハラにテクハラ、そしてロジハラにマタハラ……数え上げたらキリがない。
昭和世代のシニアの皆さんも、知らぬ間に加害者になっているのではないか--。
自分が間違っているのか、それとも社会が悪いのか。生きづらい世の中になったものだ。
■昭和魂の見せどころ
「なんでも訴えやがって!」
そう叫んだところで、昔の価値観は返ってこない。長いものに巻かれるしかないのだ。
それでも、理不尽なコトには、徹底的にあらがっていこう。昭和魂の見せどころだ。われわれはすでにいくつもの“ハラ”を持っている。ビール腹に三段腹、どてっ腹にすきっ腹だ。太っ腹ではないけど、これ以上、落ちようがない。腹をくくって、余生を過ごすことにしよう。