自民・世耕弘成氏「いずれは国の舵取りを」で大炎上 過去の「政治とカネ」改革発言も蒸し返される
自民党・安倍派のパーティー裏金事件を巡り、立憲民主党など野党4党が21日、世耕弘成・前党参院幹事長らに参院政治倫理審査会で説明を求める方針で一致した。直近5年間で1000万円超のキックバックを受け、裏金化した疑いを持たれている世耕氏だが、目下、自身の発言が大ヒンシュクを買っている。
批判が相次いでいるのは、20日発売の月刊「Hanada」2月号のインタビュー。〈いずれは国の舵取りをやってみたいなとは思っています。それだけの経験を積んできた自負もある〉などと、言葉の端々に「次の総理」への意欲をにじませているのだ。
インタビューは裏金事件がはじける前の11月下旬に行われたとはいえ、あまりのKY発言にSNSは大炎上。〈ブラックジョーク〉〈バカじゃないの?〉〈裏金を溜め込む経験を自負されてもねぇ…〉といった投稿が続出している。
■「前時代的」とクサした「現金手渡し」横行
世耕氏のトンデモ発言は他にもある。過去に「政治とカネ」の問題を巡って、エラソーに改革論をぶっていたのだ。