歌舞伎町で鳥貴族系列店を偽装…チャイニーズドラゴンが“ぼったくり居酒屋”を経営したワケ
客引きは入店前、客に「飲み放題1200円」と説明しながら、会計時には3倍以上の「飲み放題料金」を請求したり、「席料」や「週末料金」などを加算。お通しとビール2杯だけで8500円もボラれた客もいた。SNSにはこんな投稿もあった。
<警察呼んだけどダメでした。メニューに書いてるらしいです…新宿のとりいちってとこです。鳥貴族の系列だってキャッチに言われてのこのこついて行っちゃいました…>
当然ながら味もサービスも最悪だった。被害者らの投稿によると、しょっぱくて一口も食べられないだし巻き卵やカピカピのわかめのお通し、火が通っていないピンク色の焼き鳥が出てきたそうだ。
前出の2店舗を巡っては、昨年1年間に高額な飲食代金を請求されたという訴えが、20件以上あったが泣き寝入りしている客も多くいるとみられる。名前を勝手に使われた鳥貴族にも、客から苦情が寄せられていたというから、いい迷惑だ。
■暴力団公認で客引きか
「高橋と張は準暴力団・チャイニーズドラゴンと深いつながりがあり、キャッチたちは暴力団のシマである歌舞伎町で堂々と客引きをしていた。暴力団にみかじめ料を払って、ぼったくり行為をしていたのだろう。ぼったくり居酒屋が、暴力団のシノギになっていた可能性が高い」(捜査事情通)
のこのこキャッチについていったら、ロクなことはない。