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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

中国HUAWEIの新OS誕生、東証の取引時間延長…投資家にとって11月はエポックメーキング

公開日: 更新日:

 中国の華為技術(ファーウェイ)は10月22日、中国企業として初めて独自開発したスマートフォン用の基本ソフト(OS)「原生鴻蒙(ハーモニーOS ネクスト)」を正式にリリースした。アップルのiOSとグーグルのアンドロイドと並んで、2025年に世界の3大スマートフォン用OSになる。まさに「エポックメーキング(画期的な事象)」である。

 同OS上で作動するアプリケーションサービスは1.5万種以上がリリースされ、利用可能なデバイスは10億台を上回り、登録開発者は675万に達したという。

 すでにアップルのiOSを抑え、中国市場シェア2位のモバイルOSで、中国の国策もあり、いずれアンドロイドさえ凌駕しよう。その要因となりそうなのが「エポックメーキング」の拡大BRICS。

■今後5年間はBRICSが世界経済を牽引

 アップルのクック最高経営責任者は23日、北京で工業情報化部の金壮龍部長と面会し、アップルの中国での発展、ネットワークデータの安全管理、クラウドサービスなどの問題について意見交換した。クック氏訪中の狙いは、拡大BRICS市場を睨んでいるからだろう。

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