著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

舌禍といえば麻生さん、麻生さんといえば舌禍。でも、今の時代ではマズイ

公開日: 更新日:

『そんな美しい方とは言わんけども(後略)』(麻生太郎自民党副総裁)

 これは1月28日、福岡県の講演で、上川陽子外相を示し、麻生さんが語った言葉。

 麻生さんは、上川さんをクサそうとしていったわけじゃない。冒頭の発言の後に、「堂々と話しをして、英語できちんと話をし、外交官の手を借りずに自分でどんどん、会うべき人に予約を取っちゃう」とベタ褒めしている。彼女を「新しいスター」とまでいって。それって次の総理として推すってことじゃん。

 やっぱね。あたしも彼女が出てくるんじゃないかと思ってた。自民党はここんとこ醜聞で悪目立ちしたから、次は地味な(これもルッキズム違反?)、しかも女性を出してくるだろうな、っと。

■人の見た目について口にしてはならない

 あ、話が飛んでしまった。麻生さん、はい、アウト~! 今、世間では、人の見た目について口にしてはならない。

 舌禍といえば麻生さん、麻生さんといえば舌禍。けど、麻生さん、政治家だしさ、普通の人より厳しく批判されるのも仕方ないよ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  2. 2

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  3. 3

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

  4. 4

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  2. 7

    吉岡里帆&小芝風花の電撃移籍で様変わりした芸能プロ事情…若手女優を引きつける“お金”以外の魅力

  3. 8

    【今僕は倖せです】のジャケットに表れた沢田研二の「性格」と「気分」

  4. 9

    吉田拓郎の功績は「歌声」だけではない イノベーションの数々も別格なのだ

  5. 10

    裏金自民が「11議席増」の仰天予想!東京都議選告示まで1カ月、飛び交う“怪情報”の思惑