選挙予測に定評のある政治評論家の野上忠興氏はこう言う。
「候補者乱立によって情勢調査が複雑になり、精度を欠いていると聞きます。自公立国共が1議席ずつ取り、残り2議席を4人が争う展開になるのではないか。鈴木擁立は浮動票が国民民主党に流れ込むのを抑える狙いでしょう。期待ほどの効果が出なければ国民民主党が2議席を取り、組織票頼みの武見氏がはじき飛ばされる可能性もある」
少数与党の石破政権にとって、参院選は政権選択選挙と同じ意味がある。
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