トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋
「8647」の投稿が大ゴトになっているのは、トランプ大統領は過去、何度となく命を狙われているからだ。大統領選中には、2度も暗殺未遂に直面し、一度は耳を負傷している。その後も、しばしば殺害予告を受けている。
反トランプが「投稿」に刺激される可能性はあるのか。元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。
「投稿したコミー元FBI長官は『暴力と結び付けられるとは思わなかった』と釈明していますが、読み手側は『トランプを殺せ』というシグナルだと受け取ったはずです。いわゆる『犬笛』です。リベラル勢力だけでなく、たとえば戦争が続く方が都合がいいと考える勢力にとっても、ウクライナ戦争を終結させようとしているトランプ大統領は邪魔な存在でしょう」
アメリカ大統領の警護は厳重だ。その隙をつくことはありえるのだろうか。
「大統領選の時に起きた2回目の暗殺未遂は、ゴルフ場が現場でした。容疑者はゴルフ場に隠れていた。その日、そのゴルフ場でトランプ大統領がプレーすると誰から聞いたのか。トランプ周辺や警護から聞いた可能性はないのか。情報が漏れれば、暗殺を防ぐのも難しくなるでしょう」(孫崎享氏)
米ネットワーク感染研究所の調査によると、左派に属するアメリカ人の55%が「トランプ暗殺は受け入れられる」と回答したというから深刻だ。