トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋

公開日: 更新日:

「8647」の投稿が大ゴトになっているのは、トランプ大統領は過去、何度となく命を狙われているからだ。大統領選中には、2度も暗殺未遂に直面し、一度は耳を負傷している。その後も、しばしば殺害予告を受けている。

 反トランプが「投稿」に刺激される可能性はあるのか。元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。

「投稿したコミー元FBI長官は『暴力と結び付けられるとは思わなかった』と釈明していますが、読み手側は『トランプを殺せ』というシグナルだと受け取ったはずです。いわゆる『犬笛』です。リベラル勢力だけでなく、たとえば戦争が続く方が都合がいいと考える勢力にとっても、ウクライナ戦争を終結させようとしているトランプ大統領は邪魔な存在でしょう」

 アメリカ大統領の警護は厳重だ。その隙をつくことはありえるのだろうか。

「大統領選の時に起きた2回目の暗殺未遂は、ゴルフ場が現場でした。容疑者はゴルフ場に隠れていた。その日、そのゴルフ場でトランプ大統領がプレーすると誰から聞いたのか。トランプ周辺や警護から聞いた可能性はないのか。情報が漏れれば、暗殺を防ぐのも難しくなるでしょう」(孫崎享氏)

 米ネットワーク感染研究所の調査によると、左派に属するアメリカ人の55%が「トランプ暗殺は受け入れられる」と回答したというから深刻だ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  2. 2

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

  3. 3

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  4. 4

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    だから高市早苗は嫌われる…石破自民に「減税しないのはアホ」と皮肉批判で“後ろから撃つ女”の本領発揮

  2. 7

    中居正広氏vsフジテレビは法廷闘争で当事者が対峙の可能性も…紀藤正樹弁護士に聞いた

  3. 8

    ユニクロ女子陸上競技部の要職に就任 青学大・原晋監督が日刊ゲンダイに語った「野望」

  4. 9

    吉岡里帆&小芝風花の電撃移籍で様変わりした芸能プロ事情…若手女優を引きつける“お金”以外の魅力

  5. 10

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及