原監督vs落合GM 西武・片岡巡ってガチンコバトル勃発

公開日: 更新日:

 移籍しても生活環境が変わらない、という点で同じ関東に本拠地を置く巨人が有利ではある。条件面でも、ライバルに後れを取る球団ではない。

 一方、中日も必死だ。片岡獲得は落合GMの初仕事。いきなり、赤っ恥をかくわけにはいかないし、かかせるわけにもいかない。落合GMとともに復帰した森ヘッドコーチは、球界に広く顔が利く。西武は古巣で、今のナインとの間にも独自の人脈を駆使して、太いパイプを築いている。片岡の今季年俸は9500万円。安くはないが、手が出ない額でもない。中日は今季、主催試合の観客動員が18年ぶりに200万人を切った。球団の財政は厳しいものの、片岡に関してはゴーサインが出たという話もある。

 26日に始まる日本シリーズに向けて巨人は昨22日、東京ドームで秘密練習を行った。報道陣をシャットアウトし、サインプレーの確認をしたようだが、グラウンド外でも大勝負が待っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”