ブラジルW杯観戦 初戦レシフェにはバスで丸2日間の“地獄”

公開日: 更新日:

 サンパウロからレシフェまでの移動距離は約2670キロ。
 サンパウロを15時に出発して、レシフェ到着は翌々日の9時20分。実に42時間20分もバスに揺られ続けることになる。運賃は片道440レアル (約1万9500円)。

■冷房ガンガン、乗客すし詰め地獄

 バスを利用する際、1つ目の関門がチケット入手だ。サンパウロには近距離行きの「バハ・フンダ」と遠距離中心の「チエテ」という2つのバスターミナルがあって、ずらりとバス会社のカウンターが並ぶ。その中から行き先を探して、チケットを購入するのがまず大変だ。

 バス会社によってバスの状態、運賃も違ってくる。そして乗車前にチケットにID、名前を書いて、大きな荷物は預けて控えをもらう。
 乗車してからも自分の荷物がちゃんとバスに載ったかどうか目を離してはならないとアドバイスする人もいるが、私の経験では余程目立つ荷物でなければ、紛失することはない。

 それより途中休憩ではぐれないことだ。バスは数時間おきにサービスエリアに止まる。同じようなバスがたくさん並んでいるので、自分が乗ってきたバスを見つけ出すのが一苦労。そして置いてきぼりをくらわないこと。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  4. 4

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  5. 5

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  1. 6

    森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前

  2. 7

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 8

    早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

  4. 9

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  5. 10

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ