錦織圭を現地取材 日本人ジャーナリストが見た「2つの驚き」

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 テニスのブリスベン国際シングルスでは準決勝で敗れた錦織圭(25)。現地で取材中の塚越亘氏(テニスジャーナリスト)は2つのことに驚いたという。

「ひとつは錦織のサーブです。ジュニアの頃からサーブだけで決まるような単調な試合はあまり好きではなかったこともあるが、サーブに対する意識が低く、欠点でもあった。昨年もサーブミスで何度もチャンスをつぶした。ブリスベンの試合では、準々決勝から第1サーブが90%前後でポイントになったため、昨年54%だった第2サーブのポイント獲得率も6~7割以上にアップ。準決勝の相手だったラオニッチは時速230キロを超えるビッグサーバーだが、それとは対照的に相手の予想に反するスピンをかけたり、コースを狙ったサーブが非常によかった。もうひとつの驚きは報道陣の数です。ブリスベン国際のような4大大会以外の試合には、これまで日本人メディアは私の他に1人か2人しかいなかった。それが今年は20人以上はいました。19日からの全豪オープンではおそらく倍ぐらいになるのではないか」

 1月のスポーツメディアはテニスで熱くなりそうだ。

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