サッカー協会どこで決断? 遅すぎたアギーレ解任の“全内幕”

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「告発の受理から契約解除まで迅速にコトが進んだことに驚き、さらに言うならば大仁会長にもビックリさせられた。92年にサッカー協会入りした大仁さんをインタビューして以来、何度も大仁会長のメディア対応や会見でのスピーチを見てきたが、今回の会見のように、よどみなくペラペラと話す姿は初めて見た気がします」

 アギーレ監督が、スペインのクラブ監督時代の11年5月に関与したといわれる八百長疑惑が取り沙汰されるようになって9カ月が経ち、ついに日本代表監督不在の事態を迎えることになった。

■「フェリペから内諾を得ている」との情報も

 現時点の最大の懸案事項は、「次期監督は誰か?」である。

 スポーツメディアは元名古屋監督ストイコビッチ(49)や元鹿島アントラーズのオリベイラ氏(64)ら、Jリーグを経験した外国人指揮官の名前を挙げているが、日刊ゲンダイが1月26日発売号で報じた「告発が受理された時点でアギーレ解任。前ブラジル代表監督フェリペ・スコラリ(66)体制に移行する」可能性がやはり高い。3日に中西哲生・サッカー協会特任理事(45)が「W杯(02年日韓大会)で優勝を経験。Jリーグ(磐田)を率いたフェリペも候補になる」と、ニュース番組で言明している。

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