バンデン3死球から勃発…ソフトBと楽天の不毛な死球合戦

公開日: 更新日:

 意味のない報復はやめるべきだ。

 9日のソフトバンク楽天戦で「死球合戦」が勃発した。

 ソフトバンクの先発・バンデンハークが五回までに中川、ペーニャに計3死球を与えると、やられた楽天は五回裏2死(無走者)から「3死球の代わり」とばかりに、先発・菊池が4番・内川の左ひざ付近に当てた。

「やられたらやり返す」というメジャーの掟は、実は日本のプロ野球にも昔から存在する。「こっちはクリーンアップが2回も当てられとるんだ。頭はまずいから足を狙え!」とコーチに命じられ、渋々ぶつける者もいるそうだが、そもそも昨今の投手は総じてコントロールが悪い。この日のバンデンハークもそうだ。リーグ最貧打の楽天にわざわざぶつける必要など全くないのだ。

 制球難の投手なら時には内角を狙って胸や腕にぶつけることもあるだろう。そのたびに報復でぶつけられる打者はたまったものじゃない。大ケガしたら選手生命にも影響するし、見ているファンだって気分が悪い。

 ちなみに、打席に立っていれば、制球ミスか故意死球かは投手の目を見ればわかるそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末