競泳萩野のリオ五輪金に暗雲…瀬戸躍進の焦りから故障再発

公開日: 更新日:

リハビリでオーバーワーク

 代表合宿などで切磋琢磨してきたライバルの活躍に、萩野が刺激を受けないはずがない。「自分が出場できない悔しさから中継は見ませんでしたが、結果と記録はチェックしていました。(瀬戸の金メダル獲得で)リハビリはいつも以上に強めにやっていました」と、オーバーワークだったことを明かした。

 インカレ出場が決まっていたこともあり、日を追うごとに泳ぎ込み量は増え、1日のリハビリメニューとして設定された距離を大幅に上回り、最長で7000メートルに達することも珍しくなかった。復帰を焦って患部に負担がかかり、再発する悪循環に陥っているのだ。

 今後、W杯シリーズや来年2月の豪州遠征など国際大会が控える。右肘の完治が遅れれば、欠場を余儀なくされ、リオ五輪最終選考を兼ねた来年4月の日本選手権は、ぶっつけ本番を強いられる可能性もある。

 レース感覚が狂った競泳のエースはメダル取りどころか、リオ五輪出場も危うくなってきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末