あの田中角栄を指導 99歳現役最年長プロ語る「長寿の秘訣」

公開日: 更新日:

「14本のクラブを持ったのは32歳の頃。プロになる気はまったくなかったが、周りの人に勧められて55歳でプロテストを受けたら一発で合格した。軽井沢GCには、近くに別荘のあった田中角栄首相が夏になると毎日来ましたから、よく一緒に回りましたよ。ラウンドが終わって『明日は何時頃コースにいらっしゃいますか』と聞くと、『いつもどおり6時半にはクラブにいる』というのがお決まりでした。総理大臣のゴルフの先生なんて偉そうなもんじゃないが、いろいろアドバイスはしましたね」

 さて、99歳を迎える内田プロ。長寿の秘訣は何か?

「お酒は飲みませんし、たばこも吸わない。食生活ですか? 朝食の時に、味噌カツオにつけたニンニクと(甘酢)ラッキョウ、そしてリンゴとニンジンのジュースを欠かしませんが、やっぱり牛肉のステーキ(毎日約250グラム)を食べることですよ。硬い肉はもう食べられないので少々値段は高いが、この年でそんなことを気にしてもしょうがない。魚? 寿司は食べますが好んで食べるのは大トロです。ウナギも好きです。でも、やっぱり牛肉ですな。ガハハハハ」

 内田プロの傍らにいた長女のとも子さんは、「父は本当にゴルフしか知らないので、銀行も郵便局にも行けません。軽井沢の自然に囲まれて、大好きなお肉を食べて、わがまま言ってストレスがないから長生きしているんです」と言って笑っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり