さらなるゴルフ離れを招くテレビ解説者の技術不足

公開日: 更新日:

連載コラム【日本のゴルフを斬る】

 国内ゴルフツアーのテレビ放送は男女とも相変わらず録画中継が多い。地上波のテレビ中継が始まるときにはすでに試合が終わっており、ネットなどで結果は分かっている。だから、せめて解説だけでも、「これは面白い、参考になる」と思ってもらえるように、何か趣向を凝らさないと、ファンはゴルフからどんどん離れていってしまう。

 先週は男女共に韓国選手が優勝した。女子はイ・ボミがプレーオフで成田美寿々を下して今季4勝目。プレーオフ2ホール目、イ・ボミは第2打をグリーンオーバーしてラフ。これをショートしてボールはグリーンのカラーに止まる。パーで上がっている成田の勝ちを確信したファンが多かったと思う。しかし、イ・ボミは5メートルのパーパットを沈め、5ホール目、ドライバーを右の林に曲げた成田を振り切り、賞金女王に大きく前進する。

 この試合、成田は最終日に7アンダー、65のベストスコアでイ・ボミをとらえているのだが、この週は「ティーショットが右に行くミスが多かった」と言っている。それがプレーオフで出てしまったというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり