調整に四苦八苦…原監督の“陽動作戦”に巨人先発陣が辟易
「原監督は中日の先発を読み違えて3連敗で敗退した07年のCSの記憶がある。だから奇襲や陽動作戦に力を入れる。菅野は第1Sの先発隠しのためにマイコラスと同調整を強いられた。初戦に指名されたマイコラスは良くても、いつもと違う調整で2戦目に臨んだ菅野の方は4回4失点で敗戦投手。先発隠しはチーム方針で、本人も影響を否定しているとはいえ、普通は“陽動要員”にエースは使わない。どっちにしても右投手なわけで、効果を疑問視する声もあった。菅野はエースなのに……とチーム内に同情的な声が多かったのは事実です」(チーム関係者)
策を弄す原監督に付き合わされる先発陣は、慣れない調整に辟易しながら、今季3勝8敗の“鬼門”神宮決戦に向かうことになる。