日本新も5位 重量挙げ安藤美希子“師弟メダル”獲得ならず
師弟揃ってのメダル獲得とはならなかった。
女子重量挙げ58キロ級の安藤美希子(23)はスナッチで日本記録を更新する94キロ、ジャークで124キロ。合わせて日本新の218キロをマークして5位に入った。
安藤はジャークの3回目の試技で126キロのリフトに失敗しながら、残り3人の時点で3位に付けた。メダルの望みを残したが、タイ、台湾の2選手に抜かれて表彰台はならなかった。
埼玉栄高時代に競技を始め、全国高校選手権、全日本ジュニア選手権を制するなど頭角を現した。平成国際大進学後は、1年生で初出場した全日本選手権でいきなり優勝。エースとしてチームを牽引し、大学選手権の団体戦で4連覇に導いた。
昨春入社したいちごグループホールディングスでは、先の48キロ級で銅メダルを獲得したコーチ兼任の三宅宏実(30)の指導を受ける。三宅の助言もあって昨年の全日本選手権ではスナッチ(93キロ)、ジャーク(124キロ)、トータル217キロの日本新を塗り替えた。