団体銀以上確定 男子卓球を変えた“愛ちゃん人気”と独留学

公開日: 更新日:

 さらに、08年にできたナショナルトレーニングセンターが練習拠点となり、ナショナルチームや各大会ごとにスポンサーがつき、強化費が増えた。

 リオで取材するノンフィクションライターの柳川悠二氏が言う。

「今は卓球の世界選手権がテレビ中継されたり、メディアに注目されている。多くのスポンサーもついている。それは福原愛石川佳純という人気女性選手のおかげです。メダルを確定させた後の会見で水谷は女子偏向というイメージを覆したい。女子と一緒に卓球界を盛り上げたいと語っていた。その思いが、近年の男子選手のモチベーションになっていた。水谷個人のことで言えば、子供の頃から天才と呼ばれていましたが、中学2年からのドイツ留学が大きな飛躍のきっかけになったことは間違いないでしょう」

 水谷は卓球協会などの支援で、中学、高校時代はドイツに渡り、ブンデスリーガで多くのことを学んだ。当時はホームシックにかかり、成長期の栄養不足にも苦しんだという。ちなみに、丹羽と吉村もブンデスリーガで戦った経験がある。

 スポーツライターの武田薫氏が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末