団体銀以上確定 男子卓球を変えた“愛ちゃん人気”と独留学
「日本にはさまざまなスポーツがあり、学校に通いながら国内でトップを目指す道がある。けれども世界を目指すなら、そのスポーツが盛んで注目されるような場所に行き、そこで揉まれる必要がある。例えば、卓球なら中国やドイツ。やり投げなら北欧だし、重量挙げなら東欧やアラブ諸国で力を付けること。それらの地域で世界選手権が行われると、会場が入れ替え制になるくらい注目されるし、トップクラスの選手も多いですから。なので世界のトップを目指すには気持ちや意志の強さと、指導者や家族ら周囲の理解が不可欠です。14歳になる年に渡米した錦織もそうだし、高校卒業後に単身スロバキアに渡ってこの五輪で銅メダルを取ったカヌーの羽根田にしてもそう。とにかく自分はこの競技を極めたいという強力なモチベーションがなければ難しい」
この日、日本チームが勝った相手は、かつてお世話になったドイツ。恩返しの勝利といえよう。
日本は17日(日本時間18日午前7時30分)の決勝で韓国にストレート勝ちした中国と対戦する。