3回転半回避しSP5位…浅田真央に囁かれる“ジャンパー膝”

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 フィギュアスケートのGPシリーズ初戦の「スケートアメリカ」が21日(日本時間22日)、イリノイ州シカゴで開幕。復帰2年目の浅田真央(26)は初日の女子ショートプログラム(SP)で64・47点とし、5位スタートとなった。今季初戦となった6日のフィンランディア杯を前に左膝を故障したことから、シーズン序盤は武器であるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回避した。

 浅田は左膝の状態について「大丈夫です」と多くを語らないものの、佐藤信夫コーチは「無理をさせられない。焦らずに進めるしかない」とし、“大技”がいつ披露できるかは不透明な状況だ。

 それだけに、スケート関係者の間では重症説もささやかれ始めている。審判経験者によれば、先のフィンランディア杯でも滑りに異変が生じていたという。

 トリプルアクセルを回避せざるを得ない中、着実なスケーティングで加点を狙いながら、SP、フリーとも演技終盤のジャンプで回転不足などのミスが続出、2位に終わった。スケーティングに定評がある浅田にしては初歩的なミスが少なくなかった。

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