平昌に前進中 高木美帆“地元開催”全日本選手権に意欲

公開日: 更新日:

「どんな時でもW杯の滑りを出せるようにしたい」

 20日に開幕する全日本スピードスケート選手権(帯広)に出場する高木美帆(22)が、前日の最終調整でこう言った。

 昨季まで表彰台はゼロだったが、今季はW杯アスタナ(カザフスタン)大会で、団体追い抜き、1000メートル、1500メートルの3冠。W杯ヘーレンフェイン(オランダ)大会でも団体追い抜きを連勝し、1500メートルは3位。W杯前半4大会で8度もメダルを手にした。ファンは18年平昌五輪への期待が膨らむ一方だ。

 高木にとっても、出場すれば2度目となる五輪は燃えるものがある。日本スピードスケート史上最年少の15歳(中3)で出場したバンクーバーで惨敗。ソチの代表選考は不振で落選。平昌に懸ける気持ちは人一倍強い。

 長野で行われた昨年の全日本は、1500、3000、5000メートルの3種目を長野出身の菊池彩花(29)が制し、500メートル1位の高木は総合2位だった。

 今年は地元出身の自分が主役になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情