観客動員数で記録更新 藍フィーバーの陰でひっそりV争い

公開日: 更新日:

【サントリーレディースオープン】

 引退する宮里藍(31)がまた記録を更新した。

 大会2日目の入場者数は昨年大会より2827人も多い9405人だった。予選2日間の合計は1万6140人となり、2009年大会の1万1351人の大会記録を大きく塗り替えた。

 22位タイ発進の2日目は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを崩し、通算イーブンパー50位タイに後退したが、今大会の主役・宮里の決勝進出に大会関係者もホッと胸をなでおろしたはずだ。

 それにしても平日から多くのギャラリーが会場に押し寄せるのは異常な光景だ。評論家の宮崎紘一氏がこう言う。

「もちろん熱狂的なファンもいるだろうが、試合会場でプレーするのは最後だから一目だけでも見ておこうという泡沫的な追っかけが圧倒的に多いと思います。試合を見に行くんじゃなく、宮里を見たいという動機でしょう。そういった意味では、寝台車のラストランによく似ている。最後だからぜひ見たいという集団心理です。でも、多くのギャラリーを引き連れてくれるから、初優勝を狙うプロはギャラリーのざわつきもなくラッキーだと思いますよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方