FA野上の代償に投手狙い 巨人から西武に流出するのは誰
西武から国内FA権を行使して巨人移籍が決まった野上亮磨(30)が都内のホテルで入団会見を行った。「2ケタ勝てるように頑張る」と言えば、同席した高橋由伸監督も「今季4位でたくさん補強ポイントがある中で、先発投手は足りない部分。まだまだ伸びる投手」と期待を寄せた。
今季は24試合に登板し、11勝10敗、防御率3.63。巨人は3年総額4.5億円とみられる条件を提示して獲得に成功した。
西武での今季の年俸は推定5000万円。人、金銭の補償が発生するBランク(4~10位)に相当するチーム内で10位前後に位置するとみられる。
そうなると、巨人からプロテクトされる28人以外の誰かが西武に流出する可能性が高まる。西武は野上だけでなく、牧田も海外FA権を行使しているため、狙いは投手。巨人はこのオフ、若返りを図っている。プロテクトから漏れそうな投手を見てみると……。
■大穴はあの元ドラ1剛腕
移籍組では、杉内(37)、大竹(34)、山口俊(30)、吉川光(29)。当落線上にいる生え抜きの功労者は、内海(35)、山口鉄(34)、西村(32)などが挙げられる。さる球界関係者が言う。