無所属3人は援軍にあらず 貴乃花派“勢力激減”の自業自得

公開日: 更新日:

山響親方は理事選で落選濃厚

 いまだ貴乃花親方を支持しているのは、もともと貴乃花一派に籍を置く立浪親方(49=元小結旭豊)や阿武松親方(56=元関脇益荒雄)らほんのひと握り。一門外の離脱者は後を絶たない。

 日馬富士の師匠で、前回の理事長選では貴乃花親方に票を投じた伊勢ケ浜親方(57=元横綱旭富士)にしても事件が起きる以前からたもとを分かっているし、すでに理事を辞任。貴乃花親方は来年の理事選で、その伊勢ケ浜親方の代わりに九重親方(41=元大関千代大海)を理事にして勢力拡大をもくろんでいたが、勢力は拡大どころか減少の一途をたどっているという。

「貴乃花親方を支持する理事は本人も含めて3人だったが、今度の選挙では理事は本人ひとりになる可能性も出てきた。山響親方(47=元前頭巌雄)も出羽海一門の支持は得られずに落選するともっぱらさ」とは別の親方だ。

 とはいえ、こうなったのも自業自得ではないか。

 貴乃花親方が20日に行われた理事会の直前になって突然、バタバタしたのは保身目的以外の何物でもない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり