“職場放棄”の貴乃花親方 「告発状」提出時期にも残る疑問

公開日: 更新日:

 これはもう、「職場放棄」以外の何ものでもないだろう。

 3月場所が開催されているエディオンアリーナ大阪に初日から姿を見せていない貴乃花親方(45)が、役員室への出勤を免除して欲しいと再び相撲協会にファクスを送り付けてきたのだ。

 そこには13日に貴乃花部屋のホームページで公開した「それぞれの職務は、その職に応じた役割があり、役員室に閉じこもっていては、その職務を全うできないというのが私の信条です」という文章と同様の趣旨がつづられていたという。

 役員待遇委員の貴乃花親方は場所中、役員室に常駐する義務がある。にもかかわらず初日に無断で休むと、2日目の12日になって“弟子の貴ノ岩の容体について医師と連絡を取る必要があるので会場に行くのは難しい”という趣旨のファクスを協会に送ってきた。

 医師と連絡を取るのは役員室でも可能だし、貴ノ岩の容体が気になるならなおさら弟子の近くにいてしかるべき。欠席する理由になっていないと判断した協会は職務を遂行して欲しいと返信。そこには八角理事長名で「何かの理由で長時間、役員室を離れなければならないときは、わたし及び尾車事業部長に確認して離席して欲しい」という趣旨のことまで書かれていたのに、それでも出勤を免除してもらいたいということだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ