“特別練習”でビーチ代表発掘 ラモス瑠偉監督の奮闘に密着

公開日: 更新日:

 練習に参加した18歳から39歳までの選手たちは、ラモス監督の言葉を聞き逃さないよう集中を高めながら、代表入りに向けてアピールすると「明日も残ってくれるなら、練習をやる」とラモス監督は約束した。

■招集人数を増やしてチャンスを

 翌日、大雨にも関わらず練習を決行し、激しい雨音でかき消されそうになる中、ラモス監督は選手たちに大きな声をかけ続けた。

 2日間の練習を終えたラモス監督は「いいものを持っている選手がいた。真剣にやってくれたら面白い存在になる。2人くらい呼びたいと思っている」と笑顔を見せた。

 その3日後(16日)、ビーチサッカー日本代表候補合宿のメンバーが発表された。

 実際に今回の練習参加者から、ラモス監督は2人を初めて代表入りさせた。当初の予定よりも招集人数を増やし、千載一遇のチャンスを与えたのである。

 1日目の練習がすべて終わったのは、夜の7時を回ったころだった。1時間強の全体練習を行った後、さらにキーパー特訓をやったからである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  4. 4

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  5. 5

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  1. 6

    森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前

  2. 7

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 8

    早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

  4. 9

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  5. 10

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ