畑岡奈紗は失速8位…ティーショット乱れV争いから脱落
9番で初バーディーを奪うも、11番パー3はティーショットが右バンカーにつかまり、3.5メートルのパーパットが入らずボギー。12番パー5は2オンに成功して2パットでバーディー。14番、15番と4メートル前後のバーディーパットを沈めるも、16番ボギーと終始勢いに乗れず流れがチグハグだった。
結局、4バーディー、4ボギーのパープレーでは勝てないのも当然だ。
「ティーショットが安定しないから、チャンスに付けることが出来ずスコアを伸ばせなかった。地元のヘンダーソンはギャラリーの応援がすごくてプレッシャーのある中でスコアを伸ばしたのはすごいと思う。4日間安定してプレーできないところが課題であり、修正していきたい。次戦のエビアン選手権に向けてしっかり準備していく」(畑岡)
今大会はカナダのナショナルオープンであり、勝ったヘンダーソンにはカナダ人選手として45年ぶり優勝の期待がかり観客の声援が大きかった。16年全米女子プロを含むツアー通算7勝目になり、ドライバーでは畑岡を20ヤード近くオーバードライブする飛ばし屋でも知られる。
ヘンダーソンに8打の大差をつけられて8位に終わったが、アウエーの雰囲気のなかでの戦いを学び、海外に挑戦し続ける畑岡の経験値がまたひとつ上がったのは間違いない。