盛り上がる女子と正反対 男子ツアーに若手新星なぜ出ない

公開日: 更新日:

 スポンサー激減の男子ツアーは7月のセガサミーカップから実に6週間のオープンウイークを挟んでようやく再開した。

 今週は男女とも4日間競技で開催される。

 女子ツアーは前週のCATレディスで7月のプロテストに合格したばかりの大里桃子(20)が初優勝したが、同じ90期生が触発されるように今週は上位に顔を並べた。

 5アンダー単独首位の三ケ島かな(22)、2アンダー7位の脇元華(20)。そして1アンダー16位の原英莉花(19)とエイミー・コガ(22)がプロになりたての同期だ。

 若い女子プロがツアー人気を盛り上げているのは間違いないが、その一方で男子ツアーには新鮮な顔ぶれが少ない。

 それどころか上位は韓国勢ばかりだ。

 かつて高校1年でプロに転向した石川遼が、2年目に史上最年少で賞金王に輝いたり、大学4年生だった松山英樹がプロに転向した2013年に賞金王になりファンの関心を集めたことがある。もっと昔は“三羽烏”と呼ばれた大学を卒業してすぐの羽川豊、倉本昌弘、湯原信光が活躍してツアーを盛り上げた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド