アン・ソンジュ最速で賞金10億円 “30歳引退”撤回は大正解

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【マスターズGCレディース】

 そりゃあ、引退しないわけだ。

 5打差首位の通算14アンダーでスタートしたアン・ソンジュ(31)が、スコアを2つ落としながらも逃げ切り勝ち。今季5勝目、ツアー通算28勝目を挙げた。

 優勝賞金の3240万円を手にしたアンは、賞金ランク1位を独走中。史上最速の226試合目で生涯獲得賞金も10億円を突破した。

 大会期間中はクビの調子が悪く、最終日はボールが左右にバラけた。「自分らしいゴルフができなかった」と反省したものの、それでも勝てるのだから国内ツアーのレベルは知れている。アンは4年前(当時27歳)、日刊ゲンダイのインタビューで、「30歳で引退する」と宣言。ゴルフ界で大きな話題になったことがある。

「お父さんは35歳までやらなければダメと言ってましたが、20歳のときから決めていることなんです。今は仕事ですからすごいプレッシャーの中でプレーするのは当たり前ですけど、30歳過ぎたらプレッシャーの中にいたくないんです。目標を達成し、最高潮の時に辞めたいのです。今、一応16勝しているんですけど、20勝までは頑張りたい。あと4勝したら30歳の前でもプロゴルファーを辞めると? はい」 

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