鳥谷は4億で大山は微増の3000万 若虎たちの嘆きを聞け
若手のため息が聞こえてきそうだ。
5年契約を結んでいる阪神の鳥谷敬(37)が5日、現状維持の年俸4億円でサインした。来季が契約最終年になる。
今季は開幕こそ二塁のスタメンで出場するも、4月に入るとスタメン落ちが目立ち、5月29日のソフトバンク戦(交流戦)では出場機会がなく、連続試合出場が「1939」で途切れた。
結局、出場121試合、打率.232、22打点、1本塁打。最下位の戦犯でも複数年契約のため、来季も4億円が保障された。
鳥谷の煽りを食った形なのが、2年目の大山悠輔(23)だ。
今季は開幕戦で巨人菅野に一発を浴びせ、幸先のいいスタートを切った。
その後は7月までほとんど戦力にならなかったが、117試合に出場。打率.274、11本塁打、48打点という数字は、いずれも前年を上回り、本塁打と打点は、福留、糸井に次ぐチーム3位の成績。これで500万円の微増(3000万円)はないだろう。