ボールを奪い取る迫力 神戸37歳FWビジャと日本人FWとの差
彼はこのプレーだけでなく、ボールのないところでサイドに流れてみたり、ゴール前に戻ってみたり、絶えずDFと駆け引きをやっていました。戸田さんも「動きに躍動感がある。若い!」と感心していました。
私自身がビジャから感じたのは「自分のプレーを100%信じている」ということです。「必ずボールがこぼれてくる」とか、ボールを失っても「奪い返せる」と信じて実践していました。
とりわけ、ボールを奪い返しに行く迫力は、日本人FWとは大きな差を感じました。彼は「取れるかも?」ではなく「必ず取り返す」と自信に満ちているのです。この姿勢が、神戸に必ず好影響を与えることでしょう。