著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

ベシクタシュ香川真司は推進力と決定力に磨きをかけている

公開日: 更新日:

「スペインに行きたい」と熱望していた日本代表MFの香川真司が1月末にトルコの名門ベシクタシュへ赴いたことは多くの人を驚かせた。その移籍から2カ月が経過。6試合3得点とまずまずの結果を残しているが、フル出場はまだない。「体力面を上げる必要性を非常に感じてます」と本人も言うようにドルトムントで長期間、出番に恵まれなかった影響は想像以上に大きいようだ。

 ◇  ◇  ◇

「香川はベシクタシュに来た時、過去のケガや実戦不足によるフィジカル的な問題を抱えていた。初めて先発として起用した2月25日のフェネルバフチェ戦も前半の45分間は非常によかったけど、後半はパフォーマンスが低下した。今は十分な体力をつける必要がある」と2002年日韓W杯のトルコ代表監督を務めた同クラブのギュネシ監督も語るように、香川は<2018年に失ったもの>を取り戻す作業に注力する必要がある。

 北京五輪代表で彼を指導した反町康治監督(松本山雅)も「30歳近い選手が長期間試合に出なければ、プレーのキレや鋭さがなくなる」と話したが、継続的にピッチに立ち続けることが香川完全復活の絶対条件なのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い