坂本勇もお気に入り G好調の裏にハイテク機器での打撃改革

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「スイングで大事なのはスピードより軌道。選手は軌道を確認しています。後藤(打撃兼外野守備)コーチが熱心で、蓄積したデータを何とか現場で生かそうとしてくれています。監督が原さんに代わったからというより、データ分析室も2年目になり、一歩前に出てみたというのもあります」

 巨人は17年からトラックマンを導入。投球や打球の回転数、角度、飛距離などのデータを蓄積している。4年ぶりに復帰した原監督はこれに驚いたそうだ。15年までの前回政権時にはなかったもので、「球の軌道を示すデータやトラックマンは説得力がある」と興味津々なのだ。

 数年前までは貧打だった巨人が、ここまでのチーム打率.275はリーグトップ。同じく「ブラスト」を導入しているDeNAが同2位の.265なのは、偶然ではないかもしれない。

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