米初勝利は6戦目 菊池雄星「1カ月エンジン全開」の反動

公開日: 更新日:

「きょうは特に野手の方々やリリーフ陣に助けてもらって勝つことができた。アウトを取るのが難しかったが、行けるところまで粘り強く投げようと。それだけにホッとしています」

 メジャー6戦目の先発となる20日(日本時間21日)のエンゼルス戦で白星を挙げたマリナーズの菊池雄星(27)がこう言った。

 5回97球を投げて10安打4失点。防御率は4.68まで上がった。それでも、ようやく手に入れたメジャー初勝利に、試合後の本人が安堵の表情を浮かべたのは無理もなかった。

 圧巻は五回。2点を返され1点差に詰め寄られ、なおも2死三塁のピンチで打者ボージャスに対する投球だ。3ボールから「この日一番、自信があった」(本人)というストレートを152キロ、154キロ、154キロと3球続けて遊ゴロに仕留めた。

「この日は序盤から飛ばしたうえ、97球目に154キロの速球を投げた。開幕から白星がなく、とにかく勝ちたい一心でエンジン全開という投球がここまで続いた。なにしろ父親が3月末に亡くなっても、戦列を離れなかったほどですからね。心配なのはフルスロットルで投げ続けてきた反動ですよ」と、現地で取材するマスコミ関係者がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フワちゃんは活動休止、男性の体臭批判の女子アナは契約解除…失言続きの和田アキ子はいつまで許される?

  2. 2

    「アッコにおまかせ!」存続危機 都知事選ミスリードで大炎上…和田アキ子には“75歳の壁”が

  3. 3

    中丸雄一「まじっすか不倫」で謹慎!なぜ芸能人は“アパホテル”が好きなのか…密会で利用する4つの理由

  4. 4

    中丸雄一に"共演者キラー"の横顔も…「シューイチ」で妻の笹崎里菜アナも有名女優もゲット

  5. 5

    やす子「暴言トラブル」火消しで“救いの手”も…フワちゃんの言い訳がましい謝罪が“火に油”

  1. 6

    選手村は乱交の温床、衝撃の体験談…今大会コンドーム配布予定数は男性用20万個、女性用2万個!

  2. 7

    中丸雄一「よにのちゃんねる脱退」を求めるファンの声…名物・菊池風磨の“中丸いじり”はもう笑えない

  3. 8

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

  4. 9

    自民重鎮の元秘書が「JK性加害」の衝撃!衆院青森3区から出馬表明も、酒乱トラブル続出の過去

  5. 10

    中日・根尾昂は責められない。定石を度外視、一貫性も覚悟もない指揮官の大問題会員限定記事