ヘタフェ柴崎岳4カ月ぶり実戦に称賛も オフ放出は既定路線

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 スペイン1部ヘタフェで「背番号10」を背負っている日本代表MF柴崎岳(26)が、現地で「凄い!」と評価を高めている。

 21日のセビージャ戦に先発出場。昨年12月15日のソシエダ戦以来のプレー機会にもかかわらず、チーム3点目の起点となるスルーパスを通すなど3―0の勝利に大貢献。「驚きの先発なのに誰もが満足できるプレーを展開した」と地元メディアから絶賛された。

 しかしながら――。

「ずっと戦力外だった柴崎の立ち位置が変わったわけではありません」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏だ。

「クラブとしては、今季終了後に高値で売却したい選手たちが、フィジカル的に問題ないことをアピールしておきたい。なのでこの時期、戦力外選手をプレーさせることがしばしば。今回の柴崎の場合も典型例と言っていいでしょう」

 もっとも――。

 実戦から4カ月以上も遠ざかりながら、セビリア戦のパフォーマンスには「さすがは柴崎!」と言うしかない。前出の六川氏がこう続ける。

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