森保Jは勝率10割…アジア杯SF進出までの「本当の評価」は
FIFA世界ランキング50位の日本代表が24日、UAEで開催中のアジアカップ準々決勝で同100位のベトナムを退け、28日に行われる準決勝に進出してイラン(同29位)と対戦する。
試合は終始、日本が格下相手に攻めあぐみ、カウンター攻撃にアタフタしてピンチを招く――の繰り返しだった。
後半8分、MF堂安律(20=フローニンゲン)がPA内で倒されてPKを獲得。いったんはノーホイッスルで主審にプレーを流されたが、準々決勝から採用されたビデオアシスタントレフェリー(VAR)によってファウルと判定された。
VARにもらったPKをMF堂安自らゴール右隅に蹴り込み、この1点を守り切った森保ジャパンが勝ち上がった。
「特に前半はベトナムがペースを握り、日本は実力差通りの試合運びができなかった。攻守のかなめであるボランチのMF柴崎岳(26=ヘタフェ)とMF遠藤航(25=シントトロイデン)に注目したが、2人ともミスが目立ってピンチを招くこともあった。森保ジャパン発足後、いまだに<中盤から前線にかけてのピッチ上のリーダー不在>が気掛かりです」(メキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏)