久保建英が古巣バルサ蹴ってレアル入り選んだ“本当の理由”
■衝撃的なニュース
久保サイドにしてみたら、古巣のバルサの出してきた条件が「何度交渉しても『絶対に変更はない』の一点張り」(前出の関係者)だったことに加え、100%許容できない話を聞かされたことも久保の“バルサ離れ”を加速させたという。あるサッカー関係者が、声を潜めながらこう言った。
「バルサの胸スポンサーはRakuten。言うまでもなく三木谷会長兼社長率いる楽天のことだが、17―18年シーズンから4年契約・総額65億円というビッグなスポンサー契約なので、バルサの契約選手の動向について楽天の三木谷会長兼社長は、かなり口を挟める立場にある。久保サイドが恐れたのは、バルサBでプレーする2年間、目立ったパフォーマンスを発揮できなかった場合、楽天がオーナーのJリーグ神戸に<レンタル移籍させられる>ことです。欧州志向の強い久保にとって、Jクラブへのレンタル移籍だけは絶対に避けたい。しかし、バルサと契約すれば、どうしても神戸へのレンタル移籍が現実味を帯びてしまう。今回の移籍先の選択肢の中から、バルサは早い段階で消えていたのです」
衝撃的ニュースだった久保のレアル入り。その背後では、さまざまなことが起きていたのである。