池江不在の影響も…新種目の混合リレーにアンカー問題浮上

公開日: 更新日:

 国際大会で実績のある第3泳者の大橋までは計算できるものの、未知数なのは最終泳者の大本だ。

 自由形を得意とする大本だが、100メートル自由形のシーズンベストは54秒16。最新の世界ランキングでは93位と、52秒台前半の上位陣から大きく後れを取っている。

 女子の自由形で、世界と互角以上に渡り合えるのは池江璃花子ぐらいなもの。現在、池江は闘病中で、世界に太刀打ちできる自由形のスイマーはいないのが現状だ。

 来年の東京五輪までに、大本ら若手の成長を期待するしかないが、そもそも自由形は日本のウイークポイントだ。今後、飛躍的なタイムの伸びは見込めない。

 日本は新種目の混合リレーで表彰台を狙うには第3泳者までに大量リードするしかなさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ